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これが中電の協力金で築かれた御前崎市の大鳥居である。工事費は1億2000万円で、高さは21・5メートルもある。建てられたのは、5号機が建設中だった平成14年12月。5号機建設の見返りとして、市内の古刹、龍神伝説の残る「池宮神社」の参道に建立されたのだ。そのときに、池宮神社の社務所も建て替えられることになった。社務所の工事費が1億8000万円だったから、地元住民に対する協力金として中電は3億円の金をぽんと出したことになる。この金は突然電気料金に上乗せされるので、日本の電気料金が世界一高いというのも納得できる話である。
だから、佐対協には10億円を超える潤沢な資金があり、これを数名の限られた役員だけが持ち回りで管理している。その正確な金額は、我々佐倉地区に住む市民の耳にも入ってこない。佐対協の役員をしていた人物に聞いたことがあるが、彼も正確な金額を知らなかった。それどころか、この金のことを詮索するのはタブー視されていて、役員をやっている期間中、話題に出すこと自体はばかられたのだという。極秘とされているのだ。とにかく、市民のものでありながら、少しも市民の役に立っていないというのが実情である。最近の情報では、このカネがどこかに消えたという噂も立ち上っている。 この次は電源立地交付金で作られた、8240万円の滑り台の話を載せることにします。 2011年11月24日 |
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